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Text File  |  1996-01-18  |  16KB  |  271 lines

  1. 2.0 MachTenのインストール作業
  2.  
  3.  MachTenは全てのPower MacintoshとPower Macintoshのクローン上のMacOSバージョン7.5以降で動作します。一枚のCD-ROMにMacintoshのHFSフォーマットによる完全なMachTenシステムが入っています。このCD-ROMは、次のものから構成されています。
  4.  
  5. MachTen Root
  6.  
  7.  MachTenのアプリケーション、MachTenカーネル、UNIXライブラリが含まれています。標準MachTenアプリケーションセットは、ネットワークプログラム、プリンタスプール、テキストエディタ、基本的なユーティリティ、管理プログラム、ソフトウェア開発ツールを含みます。伝統的なUNIXのソフトウェア開発ツール (gcc, ld, nm, ar, 等)  はPower PCのネイティブモードで稼働するよう移植されており、Power PCのネイティブモードのコードを生成します。
  8.  
  9. MachTen system Folder Files
  10.  
  11.  MacOSの起動ディスクのSystem Folderに置かれるファイルです。MachTen ControlとMachTen NFSが含まれます。
  12.  
  13. Utilities
  14. Unix <-> Text:
  15.  MachTenはテキストファイルの変換プログラムを含んでいます。Unix<->Textは、MachTenのテキストファイルを、UNIXのテキストファイルフォーマットからMacintoshのテキストフィルフォーマットに変換します。
  16.  
  17. Optional Components
  18.  
  19. X Window Software 
  20.  MachTen Power UNIXは、MITのソフトウェア、X11R5 X windowの完全なリリースを含んでいます。これにはXサーバ、Xクライアント開発環境とXクライアントのサンプルがいくつか含まれます。
  21.  
  22.  MachTenは、アプリケーションプログラムとして稼働します。従ってMachTenをインストールしても、ネットワークなどの周辺機器は、あなたのMacintoshでそのままサポートされています。そしてMachTenのインターネットソフトウェアは、MacOS LocalTalk、MacOS EtherTalk、MacOS TokenTalk、MacOSシリアルポートハードウェアのインタフェースとなり、これら全てのMachTenコミュニケーションは、LocalTalk, EtherTalk, TokenTalk, シリアルラインネットワークの個々での利用もしくは併用と同じように使用することができます。
  23.  
  24. 以下は、MachTenソフトウェアパッケージのインストール作業の説明です。
  25.  
  26. ステップ1 -----  作業環境の準備
  27.  
  28. ・RAMの確認
  29.  アップルメニューをプルダウンして、"ファインダについて" (もしくは"このMacintoshについて...") を選択します。そのシステムに設定されたRAMの総量とシステムのバージョンが表示されます。"最大未使用ブロック"が少なくとも16MBあることを確認してください。
  30.  
  31. ・ディスクスペースの確認
  32.  "アイコンによる表示"を使ってハードディスク上の任意のフォルダを見て、ハードディスクに少なくとも45MBの空き容量があることを確認してください。オプションでX Windowソフトウェアをインストールするには、約100MBの空き容量が必要です。もし十分なディスク容量がない場合、ドキュメントとフォルダを削除してハードディスクに空き容量を作る必要があります。MachTenはMacOSの起動ディスクにインストールする必要はありません。
  33.  
  34. 注意:
  35.  必要なディスクの空き容量は、未フォーマット時容量が160MBのボリュームを想定して算出しています。最小ブロックサイズの設定の違いのため、大きな容量のディスクでは、ソフトウェアの完全なインストールのために多くの空き容量を必要とします。ディスク容量が少なくなければ、必要な空き容量も少なくなります。容量が500MBのディスクではMachTenのために、65MBの空き容量を必要とします。ディスクスペースの節約のためには、MachTen用のボリュームの容量を250MB以内にするようにパーティションを切ることをお勧めします。
  36.  
  37. ・ハードディスクの準備
  38.  
  39.  ディスク・デバイス・ドライバの性能はシステム全体の性能に大きく影響します。高性能のデバイスドライバでハードディスクを再フォーマットすると、全体の性能が驚くほど向上します。
  40.  
  41.  MacOSシステムソフトウェア、ネットワークドライバやその他の周辺ソフトウェアは、MachTenのアプリケーションを利用する前に、インストールしておいて下さい。
  42.  
  43. ・IPアドレスと設定情報の設定
  44.  インストールプロセスは、あなたのネットワーク環境についての情報を必要とします。
  45.  作業を進めるために、次の情報を必要とします。
  46.  
  47.      ・ローカルタイムゾーン
  48.      ・ホスト名 (MachTenがインストールされるMacintosh)
  49.      ・Ethernet (もしくはEtherTalk) のインターネットアドレスと、(必要に応じて) サブネットマスク 
  50.      ・AppleTalkのインターネットアドレスと(必要に応じて) サブネットマスク
  51.      ・ドメイン名とドメインネームサーバのインターネットアドレス
  52.      ・デフォルトゲートウェイの名前とインターネットアドレス (MacIPゲートウェ イと通常のIPゲートウェイのどちらでも使用できます)
  53.  
  54.  MachTenは独自のTCPプロトコルスタックをもっています。もしあなたがすでにAppleのMacTCP Control Panelを設定している場合、MachTenはMacTCPから得られる情報をデフォルトとします。
  55.  
  56.  MachTenをネットワークに接続されていないMacintoshで稼働している場合は、後々ネットワークが接続された際に再設定ができます。"2.3.1 リコンフィギュレーション"の章を参照してください。
  57.  
  58. ・全ての他のアプリケーションの終了
  59.  
  60.  現在実行されている他のMacintoshアプリケーションをすべて終了します。AutoDoubler等の全ての起動Macintoshアプリケーションも停止させておきます。再起動の際にshiftキーを押しておくと、インストールを阻害するウィルス予防ソフトウェアや起動ルーチンを停止することができます。
  61.  
  62. ステップ2 ----- MachTenソフトウェアのハードディスクへのインストール
  63.  
  64. ・MachTen CD-ROMを挿入し、diskアイコンをダブルクリックします。
  65.  
  66.  インストールにはFinderのドラッグアンドコピーを利用し、CD-ROM上のファイルやフォルダを、ハードディスクへコピーします。以下にインストール方法を順番に詳しく説明します。
  67.  
  68.  ・CDからMachTen 4.0.2Rootフォルダをドラッグしてハードディスクにコピーします。このフォルダにはMachTenを構成する数千のファイルがあります。この作業にはディスクに約45MBの空き容量が必要で、数分かかります。
  69.  
  70.  ・MachTenフォルダにあるMachTen Librariesフォルダを、システムフォルダ中の機能拡張フォルダにコピーします。
  71.  
  72.  ・(System Folder Items中の)Control PanelsフォルダにあるMachTen Controlsをドラッグして、システムフォルダにコピーします。Finderは自動的にこのファイルを適当な場所においてくれます。
  73.  
  74.  ・MachTen環境でDesktop NFS(DTNFS)を使用する場合は、(System Folder Items中の)ExtensionsフォルダにあるMachTen NFSをドラッグしてSystem Folderにコピーします。Finderは自動的にこのファイルを適当な場所におきます。
  75.  
  76.  ・再起動します。
  77.  
  78.  ・添付されている"コントロールパネルについて"の説明にしたがって、MachTenControl Panelを設定します。
  79.  
  80. ステップ3 ----- MachTenの起動
  81.  
  82.  MachTen Rootフォルダ中のMachTenフォルダにある、MachTenアプリケーションをクリックして、MachTenを起動します。このアプリケーションのエイリアスをデスクトップ上において、簡単にMachTenを起動することもできます。しばらくして、もしあなたのシステムが起動に失敗し、login:というプロンプトが表示されなかった場合は、Open Technologies Technical Supportに連絡して下さい。
  83.  
  84.  これでMachTenシステムを利用する準備が整いました。
  85.  
  86. 重要:
  87.  Macintosh OSでは正常な起動、稼働はシステムフォルダやシステムフォルダ内にある特殊名称を付けられたファイルやフォルダに依存しています。同様に、MachTen OSの正常な起動、稼働も、ファイルの名称、位置、パーミッションを含むMachTenのファイルシステムの階層構造に依存しています。
  88.  
  89. MachTenのファイルシステム構造、アクセス権のMachTenへの依存性を熟知していない場合は、MachTenのファイルシステムのデフォルトの階層構造を変更してはいけません。
  90.  
  91.  Macintosh OSからMachTenのファイルやフォルダの属性変更 (ロック、ファイルの共有権の設定等) を行なう場合は十分に注意してください。
  92.  
  93. 2.1 追加インストール作業
  94.  
  95.  以下のコンポーネントはオプションです。これらは、MachTenをインストールした後でも任意にいつでも追加インストールできます。これらのパッケージをインストールする時には、MachTenを終了させておいてください。
  96.  
  97. ・ X Window Software
  98.  CD-ROMのX Wndow SoftwareフォルダにあるX11R5フォルダをドラッグして、/usrフォルダにコピーします。
  99.  
  100. 2.2 性能チューニング --- MachTenの最適化
  101.  
  102.  MachTenと他のUNIXとの間にはいくつかの重要な相違点があります。MachTenはディスクやメモリの制限も含めて、Macintoshをプラットフォームとして稼働するようにデザインされています。こういったシステムでは起動されるアプリケーションが増えると、ディスクやメモリなどの限界に到達してしまうことは避けられないからです。
  103.  
  104.  あなたのシステムのハードウェアの設定や利用するアプリケーションに合わせて、MachTenの性能を最適化することができます。次にあげる設定にちょっとした注意をむけることで、MachTenの性能が劇的に向上することがあります。
  105.  
  106. ・高速ディスクドライバの使用
  107.  ディスク・デバイス・ドライバの性能ははシステム全体の性能に大きな影響があります。速いディスク と(FWBのような) 速いディスクドライバを利用したり、ディスクオプティマイズツールのガイドラインを参考にすると、MachTenシステムの性能を向上するでしょう。
  108.  
  109. 脚注: 
  110. FWB,Inc., 2040 Polk Street, Suite 215, San Francisco, CA 9109, 415-474-8055
  111.  
  112. ・ディスクキャッシュの使用
  113.  MacOSメモリ・コントロール・パネルでディスクキャッシュを設定するかどうかは、Macintoshからもっとも良い性能がえられるかどうかに本質的な影響を与えます。MacOSのファイル操作ソフトウェアは、ディスクキャッシュが使用され、大きな値に設定された場合、大変効率よく動作します。通常、この値は大きいほど良くなりますが、512Kのディスクキャッシュを推奨します。MachTenの性能は、このサイズを越えると低下するようになります。性能の向上はほとんどの場合、システムがMachTenの /usr/binや/usr/etcディレクトリのように、多くのエントリを持つフォルダあるいはディレクトリを操作する時に起きるようです。
  114.  
  115. ・ファイル共有をOffにする
  116.  共有設定コントロール・パネルにあるファイル共有オプションを停止させます。
  117.  
  118. ・コントロール・パネルは使い終ったら閉じる
  119.  MachTenスケジューリング優先度スライドバーをディスクトップに表示したままではいけません。表示されたままのコントロール・パネルは貴重なCPUサイクルを消費します。
  120.  
  121. ・サーチパスを調整する
  122.  MachTenはコマンドを実行する時に、デフォルトで以下の順にディレクトリをサーチします。
  123.  
  124.     /usr/bin
  125.     /bin
  126.     /usr/X11/bin
  127.     /usr/libexec
  128.     /sbin
  129.     /usr/sbin
  130.  
  131.  あなたのホームディレクトリの.loginや.profileといったファイルで、サーチパスを調整して下さい。
  132.  
  133. ・UFSとNFSのバッファを増やす
  134.  MachTen メモリ・コントロール・パネルで、UFSとNFSのバッファサイズを増やして下さい。このサイズを32か64に増やすことで、ファイルシステムのキャッシュヒット率が上がり、性能を向上させることができます。
  135.  
  136. 2.2.1 システムオプティマイズのガイドライン
  137.  
  138.  以下のシステム・オプティマイズ・ガイドラインは、MachTenシステムを特定の環境に合わせてカスタマイズする時の助けになるでしょう。システムへのちょっとした注意が、システムをスムースに稼働することに役にたちます。
  139.  
  140.  MachTenは物理メモリにのみ依存しています。従って、あなたのシステムの資源を監視し、無駄なデーモンでシステムに負荷をかけ過ぎないようにすれば、最小の構成のMacintoshでも、MachTenでよい結果が得られるでしょう。
  141.  
  142. 注意: スライドバーの使用について、詳しくは"コントロールパネルについて"の章を参照してください。
  143.  
  144. 2.3.1 リコンフィギュレーション
  145.  
  146.  ネットワーク構成を変更したり、ネットワークに接続する前にMachTenをインストールした場合には、多くのファイルを更新する必要があります。これは、MachTenコントロールパネルを使用すれば自動的に、手書きで必要なファイルを更新すれば手動で行なうことができます。ftpdを起動しない、fingerdを起動するなどのネットワークサービスの変更は、後に説明する手動での変更が必要になることがあります。しかしネットワークのリコンフィギュレーションには、可能な限り自動でコンフィギュレーションすることを、強く勧めます。
  147.  
  148. 2.3.1.1 自動リコンフィギュレーション
  149.  
  150.  自動コンフィギュレーションでは、MachTenコントロールパネルの"Networking Configureation"スクリーンで入力された情報にしたがって、以下のファイルが更新されます。
  151.  
  152.     /etc/rc.conf    /etc/hosts
  153.     /etc/resolv.conf     /usr/etc/zoneinfo/localtime
  154.     /etc/sendmail.cf     /usr/lib/sendmail
  155.     /etc/sendmail.cw
  156.  
  157. 次の処理を行なって下さい。:
  158.  
  159. ・MachTenを終了します。
  160.  
  161. ・アップルメニューから"コントロールパネル"を選び、"MachTen Controls"をクリックします。"Networking"ボタンをおし、適切な変更を行なって保存します。
  162.  
  163. ・MachTenを起動します。
  164. 通常のブート時に、更新されたコンフィギュレーションパラメータ値が表示され適用されます。以下のようなコメントが表示されます:
  165.  
  166.     # Applying Installation configuration parameter settings..
  167. Creating directory "/etc/PRE.AUG_20_13:54:01" to preserve original copies
  168.   Stting timezone to US/pacific
  169.   Updating /etc/hosts
  170.   Creating /etc/sendmail.cw
  171.   Updating /etc/sendmail.cf
  172.   Creating /etc/resolv.conf
  173.   Updating /etc/rc.conf
  174.     # "/etc/PRE.Jan_19_18:33:01: may be removed when the original copies
  175.     # it contains are no longer of interest for review or recovery.
  176.  
  177. 2.3.1.2 手動コンフィギュレーション
  178.  
  179.  以下に示すものは、コンフィギュレーション変更の際に編集すべきファイルのリストです。
  180.  
  181. ・ドメイン名の変更
  182.      /etc/hosts
  183.      /etc/resolv.conf
  184.      /etc/sendmail.cf
  185.  
  186. ・ホスト名の変更
  187.      /etc/hosts
  188.      /etc/rc.conf (ローカルホストの変更の場合)
  189.      /etc/sendmail.cw (ローカルホストの変更の場合)
  190.  
  191. ・IPアドレスの変更
  192.      /etc/hosts
  193.  
  194. ・ネットワークサービスの変更 (例えば、ftpdの起動をやめる)
  195.      /etc/inetd.conf
  196.  
  197. ・NFSサーバの変更
  198.      /etc/fstab
  199.      /etc/hosts
  200.  
  201. ・ルーティングの変更
  202.      /etc/hosts
  203.      /etc/rc.conf 
  204.  
  205. ・ローカルサービスの変更 (例えば、MachTenスタート時にhttpdを起動する)
  206.      /etc/rc.local
  207.  
  208.  ローカルホスト名とアドレスの両方もしくはどちらかを変更する場合、ファイルを変更した後にその変更が有効になるようにMachTenを必ずリブートして下さい。
  209.  
  210. 2.4 トラブルシューティング
  211.  
  212.  MachTenのインストールは、システムがきちんと動作することを保証するため、自動的にUNIXネットワークソフトウェアの設定をおこない、Macintoshシステム環境を調節します。この章ではMachTenを使っていて起こりうる問題を解決するのに役立つでしょう。
  213.  
  214. 症状: 
  215.  MachTenを起動するとシステムが"爆弾マーク"を表示する。
  216.  
  217. 解決策:
  218.  コントロールパネルかシステム機能拡張のコンフリクトがおきているかもしれません。一時的に、MachTenのINITを除くすべてのINITを外して、コンフリクトが起きているか確認します。
  219.  
  220. ・システムフォルダの中に、"Control Panels check"、"Extensions check"という名前の新規フォルダを2つ作成する。
  221.  
  222. ・コントロールパネルフォルダ上ですべてのファイルを選択する。シフトキーを押しながら"MachTen Control"をクリックする。選択したファイルをドラッグして"Control Panels check"のフォルダに移動する。
  223.  
  224. ・機能拡張フォルダ上ですべてのファイルを選択する。シフトキーを押しながら"MachTen NFS"と"Foreign File Access"をクリックする。選択したファイルをドラッグして"Extensions check"のフォルダに移動する。
  225.  
  226. ・Macintoshを再起動する。
  227.  
  228. ・MachTenを起動する。
  229.  
  230.  MachTenが依然クラッシュする場合は、MacOSあるいはハードウェアがMachTenに対応していない可能性があります。
  231.  
  232.  MachTenが正常に起動する場合は、システム上のコントロールパネルあるいは機能拡張のINITがMachTenに対応していないことがコンフリクトの原因になっています。"Control Panels Check"、"Extensions Check"上のINITを取り出したり、元に戻したりすることにより原因を追求してください。
  233.  
  234. 症状:
  235.  CD-ROMからハードディスクへのインストール作業でのファイルコピー中に、ダイアログボックスが表れ、「特定のファイルをコピーできないのでハードディスクから削除して下さい。」というメッセージが表示される。
  236.  
  237. 解決策:
  238.  一時的にINIT、特に全てのウィルス対策INITを外すかまたは使用不可能にして、再度インストールを試みて下さい。
  239.  
  240. 症状:
  241.  MachTenを起動すると、"MachTen: Can't open "MachTen Conf". Use MachTen Controls to create it."というダイアログボックスが表れる。
  242.  
  243. 解決策:
  244.  MachTenコントロールパネルを開き、General, memory, Networking のコンフィギュレーションを設定し保存します。
  245.  
  246. 症状:
  247.  MachTenが遅い
  248.  
  249. 解決策:
  250.  ps -alxを実行して、どのようなプロセスが実行されているか監視して下さい。必要ないプロセスはkill (1)を使って終了させます。"2.2 性能チューニング -- MachTenのオプティマイズ"の章にシステムオプティマイズのヒントがあるので読んで下さい。Desktop NFSを使っている場合は、Views Control Panelを選択し、"Calculete Folder Sizes"の項目をOFFにして下さい。
  251.  
  252. 症状:
  253.  Macintoshの画面が表示されない、マウスやラインプリンタが動作しない、など。
  254.  
  255. 解決策:
  256.  一般的なハードウェアに関した問題については、システムに付属のMacintosh User's Guideを参照してください。
  257.  
  258. 症状:
  259.  ファイルの変換により、データが失われた。
  260.  
  261. 解決策:
  262.  MachTenは、ファイルのキャッシングを行なっているため、容量の限界に達したファイルシステムへの書き込み時にエラーを受けとれません。作業を続ける前にファイルシステムの空き容量をチェックしてください。
  263.  
  264.  
  265. 症状:停電が起こった
  266.  
  267. 解決策:
  268.  MachTenは電源の異常停止後、再起動しなければなりません。伝統的なUNIXのファイルシステムは電源の異常停止に弱いのですが、MachTenはもっぱらMacintoshファイルシステムを使っているので、いちいちファイルシステムのチェックをする必要はありません。
  269.  
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  271.